2011年9月30日金曜日

身体とことば

みなさん、こんにちは。
今日は夏が戻ってきたようなお天気ですね。

とはいえ、秋です。
空は高く広く、
もう18時になると外は暗いし、寒いくらいです。
それに公園の木々は早くも色づき始めているし、
銀杏の臭いはするし、食欲は増してしまうし・・・
目も耳も鼻もきちんと秋をキャッチしているみたいです。

「気づかぬうちに」と私たちはよく言いますが、
実は身体は気づいてた、ということですね。

公園の木々や銀杏だって
「秋だなぁ」と思って変化を起こすわけではない、
というのは当たり前にしても、
私たちが「秋だなぁ」と思う場合、
ことばは感覚の変化の集まりに名前がついたものです。

光が眩しかったり、皮膚がジリジリしたり、
汗をかいたり、身体がだるかったり、のどが渇いたりしたら
私たちは「夏みたい」とか「夏だ!」とか思うのです。

決して「夏だから水を飲む」のではないのです。

私はこういうことをとても大切だと思っていますが、
反対にことばで感覚をごまかしてしまうことも
たくさんあるんですよね。

「自分は明るい性格だから
こんなにおちこむはずなんかない」
など。

みなさんの目はなにをみていて
耳はどんな声をきいていて
鼻はどんな香りをつかまえて
口はなにを味わって
指先や頬や足の先はなにに触れている感じがして
そして、今、本当にほしい、とか
本当にしたい、と思っていることはなんですか?

ことばはとても大切です。
でもことばありきではないはずです。
私たちはことばがしゃべれる以前から
お母さんとコミュニケーションをとっていたのですから。

身体や感覚がことばと正直につながれるなら
それはとても素敵な関係なような気がします。

今週もよい週末を。